私は、美しいものが好きです。美容師として、人として自分の中のひとつの基準です。それは、どちらかというと外見だけでなく、内面の美しさです。しかし同時に、外見の美しさというのは、内面の美しさの反映であると思っています。いつも愚痴ばかり言っている人。人の悪口、批判ばかり言っている人。周りのことを考えずに自分の都合だけで全てを判断する人。常に自分が正しいと勘違いしている人。・・・悲劇のヒロインになっている人。すでに十分美しいと思っている人も、今よりちょっとだけ美しくなってみませんか？始めてコンタクトレンズをつけたときのように、自分の周りが実はこんなにきれいだったんだってことに気づくことができるかもしれません。意外と先入観が邪魔して本当の美しさを見逃しているかもしれません。女性が女性であることを真剣に楽しめる。それは美しいということ。男が男であるというアイデンティティーは強いということ。世界はもっともっと美しくなる！！

2005.09